まず初めにFIPは2つのタイプがあります。
一つはウエットタイプ。これは胸やおなかに水が溜まり、40度ほどの高熱が続きます。又腸管も炎症を起こしてくると、軟便、血便、最終的には食べたものがそのまま出てきます。
腸管が炎症を起こしているので猫自身は痛みの為、食欲不振になります。
腹痛で嘔吐も見られます。
もう一つはドライタイプ。初めは顕著な症状は見当たりません。私が経験したドライタイプの子は、性格が急に凶暴になりました。元々下肢の麻痺が少々あった子だったのですが、完全に後ろ足が動かなくなりました。段階をえてくると自分が思ってる動きと違う動きをしはじめ、最終的には顔面麻痺や、手足がばらばらに動く、固まったまま動かないなど様々。
最終的には心臓も動かすことが出来なくなってくるといわれました。
我家の子は昏睡状態が続いて、最終的に安楽死を選びました。
先生が仰っていたのは、飼い主がどれだけ我慢、頑張れるか。本当に精神的にも肉体的にもきつい病気だと思います。また、最後が結構酷い状態まで追いやられるので、悲しみは半端じゃなかったです。
さて、私が行った治療ですが、、、
ドライタイプの子は基本的にストレスをかけずに、安静にしてあげることが第一でした。大した治療も行っていません。ご飯が食べれていたので、体が常に緊張状態だったので途中からドライフードは無理になり、水も飲めない状態だったのでウェットフードに切り替え、水をくわえてめちゃめちゃの状態で、スプーンにとってやり与えていました。
それでも脱水状態は酷かったので定期的に点滴を打ちに行ってました。
最終的にすべての体硬直状態に陥った時、筋肉を和らげる薬を投与しましたが(安定剤のようなもの)30分程度しか効かず、最後一度家につれて帰り皆にお別れをさせ、半日過ぎたあたりで病院で最後の処置をしてもらいました。
ウェットタイプ
こっちの方が辛かったです。毎回溜まってくる腹水や胸水を抜く為に病院に通っていました。抜いてもスペースがあればそこに水が溜まるの繰り返し。
しかも抜きすぎたら蛋白が漏れ出してるので、一気に蛋白や水分が流れ出すのでそれも危険で出来ない。
腹水の場合はある程度抜いて、利尿剤で様子は見れた。
でも胸水の子は溜まる場所が何せ「胸」呼吸困難になりやすいので抜かないわけにも行かない・・・・。
FIPの子の腹水はどろっとしてて、粘りがあり、黄色身がかかっています。
で、そのほかの対処療法はステロイド治療。少しの間なら症状が暖和させれます。ですが所詮対処療法。すぐにしてロイドは効き目をなくします。
あと顕著に見られる高熱、これはウイルスと戦ってる証拠です。ですが長期にわたっての熱だけに脳がやられないか非常に心配になります。
後、食事が取れなくなるのでチューブを鼻に通して、高栄養を流し込む。流動食ですね。
あと、最終的にこの病気は血管(だったかしら??)が固まってしまう症状も出てくるので、それを固めないようにする薬も投与しますが、これも時期を見てしないとなにせ「値を固めないようにする薬」の投与ですから、少しの怪我も結構危ないです。
これらの対処療法は始めてFIPにかかった静ちゃんのときに全てやり尽くしました。それでも駄目でした。
その後この治療法をして反対に静ちゃん自身を苦しめてしまったのではと、随分考えさせられました・・・。
自分の為に治療してるような気分にさえ思えてきて、当の猫はいっこも改善せずストレスだけが溜まっていくような状態。自分で自分が嫌になる・・・・そんな感じでした。
次は白血病のことを書きたいと思います。